会話のスクロール
フキダシの表示をオーバーしている長いセリフはクリックしてドラッグすると上下に動きます。
Vcotがアクティブ状態の場合はマウスホイールでも動きます。
フキダシ上のメニュー
フキダシ近くにマウスがあるとメニューが表示されます。
メニューにはON、OFFにできるボタンがあります。
最前面(右)
固定ピンマークがONのときはVcotのウィンドウは常に最前面に表示されます。
固定ピンマークがOFFのときはVcotは他のウィンドウより下にも表示されるようになります。一般的なウィンドウと同じ状態です。
歩行(真ん中)
この機能をONにするとキャラクターはデスクトップ上を気ままに歩き回ったり座ったり寝転んだりします。
この機能をOFFにするとキャラクターは一生会話フェーズのままその場に留まり続けます。
独り言(左)
この機能がONのときは設定した時間ごとにキャラクターが勝手に喋り出します。
この機能がOFFのときは何時間経ってもキャラクターが勝手に喋りだすことはありません。
会話の履歴
メニュー→便利機能→履歴表示から履歴が確認できます。
会話の履歴はVcotを終了するまで残ります。
また、会話は全てVcotフォルダのHistory.txtに保存されます。これはVcotを終了しても消えません。例えば、Vcotでコピペしたいぐらい良い文章が出てきたときなどにご利用ください。
タイマー機能
音声認識
ボイスの辞書機能
VOICEVOX側に辞書機能があります。Vcotにも一応辞書機能はありますが、VOICEVOXはアクセントを設定できる点で高機能ですのでこちらがおすすめです。
VOICEVOXの設定>読み方&アクセント辞書から追加できます。特にキャラクターの名前の漢字が読めないなどの場合はかなり致命的ですので、ぜひご活用ください。
Vcotフォルダの直下にあるDictionary.txtを編集することでも辞書登録は可能です。
熊名→くまな
丑三つ時→うしみつどき
chatGPT→チャットジーピーティー
鰈→かれい
蜆→しじみ
夜露死苦→よろしく
?→。
Dictionary.txtの中のテキストに(漢字や英語)→(読み方)のような形式で辞書を追加していってください。
VOICEVOXに送る前の文章に対して文字の置換を行っているだけなので、「パラレルワールド→平行世界」「!→。」「~→ー」のようなひらがな・カタカナでない辞書登録をすることも可能です。
こちらの辞書機能を使うメリットとしては、Vcotだけに範囲を限定できること、別の人や別のPCにも辞書を共有できることぐらいでしょうか…
また、「◯◯なの?」などの疑問文の発音が不自然に上がることがあります。この場合、Vcot辞書で「?→。」などのようにクエスチョンマークを句点に変換するようにすると不自然でなくなります。(デフォルトアバターの熊名まりはこれを採用しています)
スタートアップ機能
Vcot起動時に他のアプリケーションを起動する機能です。VOICEVOX以外のアプリケーションを登録する理由は特に思いつきませんが…
Vcot直下のStartupフォルダの中にあるショートカットが全て実行されます。